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【１】　今更聞けない、でも聞きたい！（Vol.1） 【 ジャスト・イン・タイムって？ 】
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ジャスト・イン・タイム　ってなんでしょう？

製造業の皆様は、よく耳にされる言葉ではないでしょうか。

ジャスト・イン・タイムとは、

「必要なものを、必要なだけ、必要な時に」という意味、とあります。

ちょうど間に合うように　が、「 in 」の意味。

「 on 」でもなければ、「 out 」でもない、
ちょうど間に合う　はその企業の能力といわれています。

ちょうど間に合う・・・2時間でしょうか？　1日でしょうか？　5日でしょうか？
御社の「ちょうど間に合う」は、いつでしょう。

大野耐一先生が、生前

「“時”（タイミング）を最後に持ってくるのが、正しい順序である。
これからはそのように伝えていって欲しい。」

と菅原に仰ったそうです。

実際には言いやすさも手伝って、「必要なものを、必要な時に、必要なだけ」

と、“時”を真ん中にして広く知られていますが、
菅原は、大野先生が仰ったとおり、一貫して、

「必要なものを、必要なだけ、必要な時に」

“時”を最後に持ってくるよう、皆さんにお伝えし続けています。

従来の質と量のみの原価低減から、トヨタ生産方式ではタイミング（時間）
を加えて原価低減を考える。

タイミング（時間）を、より重要視するという意図があります。

ジャスト・イン・タイムは、平準化を土台にして、自働化とともに立つ2本の柱の
うちの1本。

そして、標準作業やかんばん、アンドン等の「目で見る管理の道具」を使って、
ムダ、ムリ、ムラを無くしていき、最終的に原価低減という屋根をつくっていき
ます。

柱は重要！

地震が起きても耐えられる、がっしりとした安定感を持つ、強い柱が必要です。

因みに、わがTMAにも、がっしりとたくましい柱があります。

その柱、度々怒ります。

カミナリが大嫌いなくせに、鋭い稲妻を落とします。

たくさん、ごはんを食べます。

お酒もたくさんいただきます。

キェェェーーー　ヽ| ｀Д´ ;|ノ　（ギュギュギュゥゥゥー　副社長に絞められる音）

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【２】　奥のよそ道　【編集後記】
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菅原は、一年の大半を全国各地飛び回っています。

たまに会社にいる時は、仕事の山をばっさばっさと切り崩し、
先生、お茶です、と呼んでもなかなか出てきません。

「今、忙しいんや」

と言って、パソコンの画面を睨みつづける。

「コン」を詰め過ぎるといけません。

大好きな　お菓子もありますよ～♪

“　パチッ　”

一同・・・うん？

「この勝負、終わらんのや」

・・・って先生！『激指』　をおやりでしたか！

鋭い稲妻とともにカミナリ落ちる・・

あ～あ、副社長にバレちゃった・・

くわばら　くわばら。。

先日プロ棋士の方のお話を聞く機会がありまして、
その時こんな事をおっしゃっていました。

『将棋は、いかに無駄な手を削いで最短で詰ますかが、勝負です。

最初からその手が無駄と分かってたら、そんな手指しません。

無駄だと分かるようになる事が、大切なんです。

将棋には、「定跡」っていう最善とされる手順があります。

実際にその通りやってみる。

やってみたら、そのままではいけないと思う事が必ず出てきます。

そしたらその手順を変えてみる。その繰り返しなんです。』

これを聞いた時、「おおぉー！(ノ゜ο゜)ノ 、改善に似ている」　と思いました。

無駄はムダに聞こえ、定跡は標準作業に聞こえてしまいました。

・・・と、いうことは、菅原先生の『激指』は、仕事？

次回も、お役に立てる情報をお届けできるよう　精進します。

今後ともよろしくお願いします。