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【TMAかわら版（Vol.6）】 2013年 10月 8日
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★ 原価って、そういうこと？ ☆彡
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こんにちは！TMA奥です。

いい季節になってまいりました～。

行楽の秋、芸術の秋、実りの秋、仕事の秋！

TMAは何と言っても、食欲の秋！！（えええ～？！）

このメールは、改善に役立つ大小様々な情報をお届けします。

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【１】改善 SO・YOU・KOTO? (Vol.2) 【原価を下げるつもりがその逆に？！】
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前職で、焼きたての菓子を販売する、工房型菓子店の立ち上げに携わった時の事。

店長、スタッフも集まり準備万端。

2年以上培ってきて、やっと実際の現場で本格的なトレーニングを始めました。

ところが、

すぐに問題が浮上。

何日経過しても、企画原価に、実質原価が収まらない。

 

さて、どうしたものでしょう？？

これには、いくつも問題がありました。

 

まず一番の問題は、人件費。

焼き手の人数が、計算上の人数におさまらない。

 

上の人たちは、

「習熟すれば、人件費はクリアできるだろう」

と言う安易な考え。

「それまでは、原材料の仕入れ値を抑える努力をすべし」
原材料費を抑える？

長い期間をかけて決めた原材料を、

仕入れ先と何度も話をして見積ってもらった原材料費を、

ランクを落とさず果たして下げる方法はあるのでしょうか。

 

・・・考えました！

できるだけまとめて仕入れて、単価を下げる。

もう一つ、根拠のない売れ数の見込みで、仕入れ量を約束して、

ゴリ押しで値下げをしてもらいました。

やれやれ、何とか許容範囲まで、材料費を落とすことができました！

 
後はスタッフの習熟を待つだけ？

さあ、その後どうなったか？ ？
・・・

 

習熟の時期になっても嵩みつづける人件費・・

売れずに廃棄される商品・・

賞味期限切れで廃棄される材料・・

材料のストック場確保に日々労力を費やすスタッフ・・

突発事項ばかり起こり、行ってみる度にスタッフの動きはバラバラ・・

焼き上がりの色・形までバラバラ（規定外は廃棄）・・

度々起こる商品の入れ間違い・・
原価は下がるどころか、逆に上っている・・・。

 

TMAに入社し、トヨタ生産方式に携わること数年、

考え方を変えて当時を振り返ってみると、悪いところはたくさんありました。

原因を大きく４つに分けてみました。
1.人の動きを考えたレイアウトにせずに厨房を作った。

2.手順書はあったが、現場でそれを守らせる指導者がいなかった。
机上で作った手順書だったため、守れる手順書でなかった。

3.突発事項で、作業以外に多くの時間が取られてしまった。

4.原材料や資材の仕入れロットを大きくしたため、賞味期限切れロス、
置き場のロスが発生した。
手を付けるべきところが全く違っていたために、

更に悪化させる結果になってしまったのです。

悲しいかな、あまりにもわかりやすい失敗事例でした。

 

『物のつくりかたによって、原価は変わる』

当時の現場を、鬼（？）の副社長に見てもらってたら・・・。
標準作業は現場を見て、リーダー・監督者が作る！机上の標準はダメ！！

作ったリーダーがその標準を全員に守らせる！
（誰がやっても同じ手順、やり方で、同じ品質のものができるように！）

もっと良いやり方があれば作業者に提案してもらい、
良ければ、リーダーが原案を変更、そしてまた新しい手順を守らせる！
それを繰り返すのが改善！！

徹底した手作業改善で、一人一人の手扱い時間（CT）を短縮！

必要人工の割り出し！

ムダのない動き導線に！

一人作業でなく分業作業で！

必要なものを 必要なだけ 必要な時につくる仕組みづくりを！！

品質第一！！！時間は後からついてくる！！！

ｅｔｃ・・・
まだまだたくさん指摘されそうです・・・。

そしてすぐに企画原価に当てはまり、利益が上げられたのではないかと思います。

 

ちなみに、副社長は、よく“鬼”になりますが、

社長の菅原は、“お釈迦様”ですから、

皆様、どうぞ安心して、セミナーにいらしてください。
お釈迦様が怒った時が、一番怖いの！！！

・・・と、副社長が叫んでますが・・・。

 

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【１】奥のよそ道 【編集後記】
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食欲の秋。

TMAと“食”は切っても切れない間柄。

その一番の理由は、事務所の昼食。

皆で、家族の様に、手作りごはんをいただきます。

家の夕飯より（？）ヘルシーで豪華な内容に、

入社以来、何度驚かされたかわかりません。
今日は、ほんの一部をご紹介します。
一. 牡蠣づくし

三重県から送っていただいた産直牡蠣を、同県出身の副社長とつっこさんが、

「あまちゃん」のごとく匠にナイフを操り剥き剥き。

あっという間に食卓には、山と積まれた「生牡蠣」。

そしてふっくらサックリ薄めの衣で揚げられたジューシーな「カキフライ」。

激うま～っ！！！
二. 玉ちゃんパスタ

朝から北海道産直トマトをコツコツ煮込んで作った、

ジューシーなトマトソースをふんだんに使い、

パスタの伝道師、玉ちゃんの絶妙なアルデンテと絡めます。

お味はいつだって２種類！！

これまた三重県からお送りいただいた産直タコで、

タコのぺぺロンチーノ玉ちゃん風が出来上がり！

両方うま～っ！！！
三. コロッケ・・・家族分テイクアウト付き

北見産の男爵いもを、筋肉痛になるほどひたすら潰し、

炒めたひき肉と混ぜ合わせ、サックリ揚げたコロッケの王道！

うまさの直球！！

しかも、社員の家族の分まで、お土産付き！！

揚げたやつ、揚げてないやつ、わがままオーダーOK！
ご飯は、いつも山形産直コシヒカリ・・・

最高！！！

 

こうして聞いていただくと、「何だTMAって、のんきな会社だな～」

って思われる方もいらっしゃるかもしれません。
と、

と、

と、

と、（しつこい）

とんでもない！！
トイレも行けないくらい、息をするのも忘れそうなくらい忙しい時だって、

副社長がやると言ったら、コロッケ100個だって作るのです！
“コロッケの鬼”の指導の元、

今日も、最もムダの無い手順で、最短時間で。

小麦粉！！ 玉子！！ パン粉！！ 揚げる！！ 油切る！！ お皿に盛る！！

1個流し、右から左へ！！ (゜Д゜≡゜Д゜)！！←ついていこうと必死。

 

ま・ち・が・え・た・や・つ・は・・・

パンご（粉）つけて揚げぢゃうぞ━━━!!!!
ジュュュー-ーッ
ギャァァァァァァー！！
って、それは(ヾノ・∀・`)ナイナイナイ。
いつも美味しいご飯をありがとう！
次回も頑張りマス！