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★改善番長ヨッシーの改善事例!☆【TMAかわら版(Vol.12)】

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【TMAかわら版(Vol.12)】  2014年 1月 15日
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★ 改善番長ヨッシーの改善事例!★春の陣セミナー工場見学決定!
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こんにちは!TMA奥です。

あっという間に新年も15日。

今年もTMAと「かわら板」をどうぞよろしくお願いいたします。

皆様にとって、幸せな一年でありますように。

そして、より良い現場づくりが進みますように!

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【1】改善番長ヨッシーの改善事例!(Vol.1) 【 釣り好きから生まれた改善!】
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改善番長ヨッシーは、

皆さんの改善活動を成果のあるものにする為、

菅原とともに全国飛び回っている、硬派な九州男児です。

口数は少ないけれど、

子供以上に食べ物のの好き嫌いは多いけれど、

寒さにめっぽう弱いけど、

現場の皆さんと同じ視点で、一緒に改善に取り組んでいく、頼れる番長です!

今日は、そんなヨッシーの、改善事例をご紹介します。

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はじめまして、ヨッシーです。
改善は、あまり難しく考えず、“とにかくやってみる” ことが大事です。

1つ完成させて、成果が出たら、また次の改善をやりたくなる。

その繰り返しで、どんどん改善を進めていく。

やっていくうちに問題にぶち当たる。

そしたらその問題を解決していく。

今日は、以前手がけた『見える化』の改善事例を紹介します。

●困っていた事

製品にマーキングをする為の、直径約30cm 高さ約25cmほどのインクタンク。

このインクタンクの中のインクの残量が、外から見えず、
いちいち蓋を開けては、上から覗き込む作業をしていました。

インク切れになってしまうと、不良の原因になってしまうので、
定期的に確認をする訳ですが、それでもバタバタ忙しくやっていると、
うっかり切らしてしまう事がありました。

このインクタンクを改善することにしました。

蓋をあけず、覗き込まず、時間をかけず、
インクの量を確認する方法・・・。

なるべくお金も掛けずに済む方法・・・。
見てすぐ分かるしくみ・・・。

インク液面の高さが分かるしくみ・・・。
液面の位置が分かるには?

本体に窓を付ける?

大掛かりすぎるし、おそらくインクで窓が見えない。

センサーを付ける?

インクの為にセンサーがきかない。お金もがかかる。
窓を付けなくても分かる方法・・・。

センサーを付けなくてもわかる方法・・・。
仲間と意見交換をしながら、考えていました。
その時、 ピン! ときました!

釣り糸に結ばれた水面(みなも)の“ウキ”!

これは、釣り好きだからこそ浮かんだアイデア。

というわけで、仲間と、釣り用の“ウキ”を使って、
インク残量の 見える化 の仕組みづくりを始めました。

 

●取り組み1

・インクタンクの蓋に、直径3cmほどの穴を開けました。

・そこに、100円ショップで購入してきた“棒ウキ”を立てました。

・次に、“ウキ”に色を付け、インク量がひと目で分かるように考えてみました。

色は上から、

赤 → 要補充

黄色 → 補充前

青 → 適正レベル

赤 → 入れすぎ

穴から出ている“ウキ”の色が、現状の目安となります。

◆取り組み1の結果

良い考えだと思ったのですが、インクの残量を判別するには至りませんでした。

インクに浸った部分の“ウキ”の色が、インクに覆われ識別ができない、

という結果に終わりました。

 

●取り組み2

・取り組み1での反省点は、“ウキ”そのものに色を付けて識別しようとした事。

“ウキ”の隣に、赤 青 黄 赤 の色を付けた柱を立てることにしました。

“ウキ”の頭には、矢印をつけて、インク液面がどの位置に来ているかを、

その矢印が示してくれる仕組みを作ったのです。
柱の色は上から、

赤 → 入れすぎ (5cm幅で色付)

青 → 適正レベル (5cm幅で色付)

黄色 → 補充前 (2cm幅で色付)

赤 → 要補充 (3cm幅で色付)

柱の長さは15cmほど。取り組み1の“ウキ”の色付けとは逆順になります。

◆取り組み2の結果

蓋をあけず、覗き込まず、時間をかけず、お金も掛けずに、

見てすぐ分かるしくみが、完成しました。

確認にかかる手間の削減と、マーキング不良を削減することに成功。

現場からの声も評判良く、見える化改善の良い例となり、

次々と他の改善案が出されるきっかけになりました。

 

簡単な『見える化』の改善例でしたが、いかがでしたでしょうか。

1つやって成功すれば、それがモデルとなり、次もやってみたくなる。

やっていくうちに、どんどんレベルアップもして行きます。

難しく考えずに、まず、やってみる。

ぜひ、楽しんで、改善に取り組んでみてください。

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九州では、海釣りを楽しんでいたヨッシー。

ぜひ東京湾でも、でっかい魚を釣ってください!

次回も乞うご期待!

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【2】奥のよそ道 【編集後記】  春の陣セミナー・工場見学決定しました!
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人気セミナー・工場見学をはじめ、2~3月の予定を決定致しましたが、

前回開催の12月には、あれよあれよという間に満席なってしまった 工場見学と

セミナーも出てしまい、やむをえずキャンセル待ちをお願い致しました。

お出でいただけなかった皆様には、大変ご迷惑をおかけ致しました。
ご希望のセミナー・工場見学名と人数を、先ずお知らせいただければ、

仮予約として、お席の確保をさせていただきます!

ご参加者が決定しだい、正式にお申込みをいただければOKです。

*・゜゜・*:.。..。.:*・*:゜・*:.。. .。.:*・゜゜・**・゜゜・*:.。..。.:*・*:゜・*

さて、TMAかわら板を始めて半年が過ぎ、

お陰様で、ご感想などもお寄せいただき、

大いに励まされ、活力となりました。

改めて、御礼申し上げます。

また、かわら板からの返信より、セミナーのお問い合せや、

セミナー工場見学のご参加のご連絡をいただいたり、

こちらも、嬉しい限りでございます。

今日はこれまでいただきましたご感想を、ご紹介させていただきます。

*…───————–.☆.。.:*・ —————–──…*

●鬼の副社長の記事がおもしろい。

>ノンフィクションでお届けしています。
●飴のくだりで爆笑しました。(Vol.7 菅原の飴の受け取り方の記事を読んで)

>先日床屋さんに行く時、「飴もっとらんか」が無かったです。淋しい。
●(読んだのが)講義中だったのですが、声が出て肩がふるえました。

>大事な時間に笑わせてしまい、申し訳ございません。
●改善についてわかりやすく書いてくれている。

>わかりやすくがモットーです!
●体験も交えていてわかりやすい。

>この様な記事は、実は私自身の勉強にもなっています。
●多品種少量生産のメリット、大変よくわかりました。

>ありがとうございます。何より嬉しいです。
●楽しい記事、これからもお願いします。

>稚出な文ではございますが、真摯な気持ちで一生懸命書いております。

楽しいと言っていただけるのは、嬉しい限りでございます。

こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
皆様の温かきお言葉を胸に、精進して参りたいと思います。
引き続き、ご意見、ご感想など、お送りいただければ幸いです。

また、「うちの工場をぜひ見てもらいたい」等、講師による無料工場診断のご相談や、
改善についてのご相談も、お気軽にお寄せください。

TMAは今年も、より良い製造現場づくりのお手伝いに、全力投球!

●ミ \(‘ロ´\)オリャ-ッ!!!

次号もよろしくお願いいたします。

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